空き缶で電気振り子を作ろう


完成写真

特徴・課題

材料

作り方

電気振り子






特徴・課題

特徴

・蚊やハエを撃退する市販の電撃ラケットの使用により、電池が続く限り振り子が動作。

・身近にある材料で作成可能。

・カッチンコッチンと音を立てて振り子が動く様子は見ていて飽きない。また振り子が電気を運んでいるという現象が実感的に理解しやすい。


課題

・現状2つのアルミ缶の距離は1.5cm程度と狭く振動周期が早い。振り子の糸の長さを長くしたり、電圧を上げる事でこの距離を広くしよりダイナミックな振り子を作成出来るのではないかと考えている。




材料

アルミ缶2個、 アルミ球(電気をとおすものなら良いので、アルミホイルを丸めた球、画鋲、クリップ等でも代用可能と思われる)、 糸、 紙やすり、 電撃ラケット(今回使用したものは電圧1100V〜1300Vを発生するもの)、みの虫クリップ、 棒(電気を通さないもの)、 セロテープ




作り方

上記の材料を使って、自分なりに工夫して作ってみましょう!簡単な作り方紹介と、作る上でのポイントをいくつか挙げておきます。

@ アルミは電気をとおしますが、アルミ缶は表面がコーティングされているためそのままでは電気をとおしません。そこでアルミ缶側面の一部(ちょうど振り子がくる高さのところ)を写真のようにやすりで削ります。



やすりで削る

やすりで削ったところ

Aここでポイント。確実に動作するようテスターを使って導電性を確かめましょう。飲み口の部分にみの虫クリップをつなぎ、そこと先ほどやすりで削った部分とをテスターでつなぎ電気が流れる事を確認します。

Bみの虫クリップを飲み口につなぎ、それを電撃ラケットのプラスとマイナスにつなぎます。電撃ラケットにはプラスとマイナスは書いてありませんが通常網目が中と両外の3層ありますので、中層と外層の網につなぎます。なお、電撃ラケットのスイッチを入れた状態で電極(網目)に触れると当然高電圧による放電ショックを受けます。その点は十分注意して実験してください。

みの虫クリップをつなぐ

↑みの虫クリップをつなごう

電撃ラケットとの配線

↑電撃ラケットの電極と配線

Cアルミ球と糸をセロハンテープで固定し、糸を棒にくくり振り子を作ります。棒をアルミ缶の上に置き、アルミ球がちょうどやすりで削った部分の高さにくるよう糸の長さを調節します。

アルミ球の高さを調節しよう

↑アルミ球の高さを調節しよう

D電撃ラケットのスイッチを入れ、振り子を少し動かしてみましょう。アルミ球がカッチンコッチンとリズムを刻みながら振動を続けます。
(以下で動画が見られます)



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